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20.06.01
コラム
ティーチングレスロボットって何?
少子高齢化の今、ロボットを導入して工場を自動化する企業様が増えております。
工場を自動化する事により、生産性UPはもちろん、人件費のコスト削減にも繋がります。
ですが、ロボットの動作をプログラミングし記憶させる
「ティーチングマン」には、専門知識や経験が必要となります。
結果的に技術者の確保、教育コストが掛かってしまう事も…
そんなお悩みを解決する為に開発されているのが、AI搭載ロボット=ティーチングレスロボットです。
【AI搭載ロボットのメリット】
ティーチングレス
複雑な処理が可能
従来のロボットに追加で搭載できる
「ティーチングレス」とは、ロボットの動作をプログラミングし記憶させる
「ティーチングマン」が必要ないということ。
AI搭載ロボットは、動作をデータ化し記憶します。最初は人によるティーチングが必要ですが、
AI搭載ロボットの自己学習能力により、自分自身をティーチングする事ができるようになります。
よって、技術者の確保や教育コスト等の人件費削減に繋がります。
また、複雑な処理が可能なので、従来のロボットのように生産ラインを細かく定義する必要がなくなります。
「そんな便利な物があるなら導入したい!
でもすでにAIを搭載していないロボットを使用しているよ」という企業様、
従来のロボットに追加でAI機能を搭載する事も可能です。
更に、ロボット本体の故障を自分自身で予測する開発も進んでいます。
その為、従来のロボットでは必須だった「人による定期的メンテナンス」も
必要無くなる時代が近いかもしれません。
実際に中国では、「ロボット自動生産デジタルライン」を開発。
エンジニアはコマンドを入力するだけ。生産全過程の無人化に成功しています。
(引用元:https://roboteer-tokyo.com/archives/12334)
初期コストは掛かりますが、長期的なコスト削減を考えると
ティーチングレスロボットの導入は有効といえるでしょう。
今後、ティーチングレスロボットが主要になる時代も、そう遠くないかもしれませんね。