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26.08.17
コラム
【第2回】AMRの実力を引き出す!複数台連携と一貫支援

前回の記事では、搬送ロボットの代表的な3種類 「AGV」 「AMR」 「AGF」 について、それぞれの特徴と選び方をご紹介しました。
今回は、この中でも特に注目度の高い「AMR」にフォーカスして、その魅力や活躍の場をより詳しくご紹介するとともに、AMRを最大限に引き出すプラスアルファの仕組みについても触れていきます。
AMR(自律搬送走行ロボット)は、カメラやLiDAR(レーザーセンサー)を使って周囲の状況をリアルタイムに把握しながら、自分で最適なルートを判断して自律走行する搬送ロボットです。

AGVとの一番の違いは、「決まった道を走る」 か 「自分で道を選んで走る」 かという点にあります。
AGVは床に貼られた磁気テープやQRコードに沿って走行する一方、AMRは 「SLAM(スラム)」と呼ばれる「自己位置推定+地図作成」を同時実行する技術を使い、あらかじめ作成した地図データをもとに、ガイドレスでその場の状況に応じて走行します。
このSLAMこそがAMRの中核技術であり、搭載されたLiDARやカメラで周囲の壁や棚、障害物までの距離を測定し、その情報から「自分が今どこにいるか」を推定しながら、同時に周囲の地図を作成・更新していきます。
人や障害物が新たに現れたときも、その都度地図と自分の位置を修正しながら次に進むルートを判断します。この仕組みがあるからこそ、レイアウト変更や障害物にも柔軟に対応できるわけです。

① すぐ導入できる手軽さ!
大掛かりな工事は不要。地図データを読み込むだけで走行を始められる手軽さは、AMRならではの強みとなります。
②レイアウト変更に強い!
地図データを更新するだけでルートを調整できるため、季節や需要にあわせたレイアウト変更にも、設備を作り直す必要がありません。
③ 人のそばでも安心・安全!
人や障害物をセンサーで検知し、衝突を避けながら走行できるため、人が行き交う環境でも安心して稼働できます。
④ 台数が増えるほど効果アップ!
複数台を組み合わせることで、より多くの荷物を、より広い範囲でカバーできます。稼働台数を増やすほど、現場全体の搬送力を底上げできるのもAMRの魅力です。
柔軟性の高いAMRの魅力を現場でさらに大きく引き出す方法として、
「導入後にどう運用し、どうサポートしていくか」 という視点も組み合わせることで、プラスアルファの工場づくりに取り組めるのではないでしょうか。
そこで注目されているのが、株式会社キビテクの ” HATS ” という仕組みです。

<出典:株式会社キビテク>
「 HATS (Highly Autonomous Teleoperation Service)」 は、
「検討フェーズ」 「立ち上げフェーズ」 「運用フェーズ」 という3つの段階を、ワンストップでサポートしてくれるパッケージ型ロボット導入支援サービスです。

<出典:㈱キビテク資料より>
これらの機能をすべて導入しなければならないわけではなく、現場の課題に合わせて本当に必要な機能だけを見極めてご提案しています。
不要な機能をおすすめすることはなく、サービスも自由にカスタマイズが可能なので、現場ごとの環境やルールを崩すことなく無理なく取り入れられます。
「 一貫したサポート体制 」 と 「 現場に本当に必要な形での対応 」
この両方を実現できるのが ” HATS ” ならではの強みとなります。
多様な現場の状況に合わせた柔軟な仕組みだからこそ、幅広い業種・規模の現場で活用できます。

<出典:株式会社キビテク https://qibitech.com/products/>
AMRの複数台導入を検討、またはすでに導入している現場では 「HATSフリートコントロール」 による群制御が力を発揮します。
異なるメーカーのロボットが混在していても統合・遠隔操作が可能で、自律的判断と正確な走行制御のベストバランスで協調動作します。
こちらの動画をご覧ください。2台のAMRが連携しながら、荷物を協力して運んでいる様子です。
<動画提供:株式会社キビテク>
AMRがお互いの位置や速度を認識し合いながら協調して運搬しています。
複数台のロボットを登録し、ロボットがどのような経路やタイミングで走行するか、ロボットの優先度等を編集・管理し制御することでスムーズな連携動作を行います。
これにより、AMRが単独で判断して動くのではなく、周囲の状況を認識しながら協調して動けるようになり、台数を増やせば繁忙期の搬送量増加や、より複雑な搬送ルートにも対応できるようになります。
また、群制御によって複数用途の使いまわしも容易となり、時間帯や用途に応じた柔軟な使い分けも可能になります。さらに、稼働中に何か問題が起きた際にはリモートサポートで対応できるため、より安定した稼働が実現できます。

<出典:株式会社キビテク>
このように、AMRの性能に加えて、HATSのようなサポートの仕組みを組み合わせることで、現場での運用に慣れながら、少しずつ工場全体の自動化へとつながっていくのではないでしょうか。
次回のコラムでは、フォークリフトとしての機能を組み合わせた搬送ロボット「AGF」について深掘りしていきます☆
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「自社の現場に合うAMRを知りたい」 「まずは一部の作業から試してみたい」 といったご相談も承っております。
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